ピアノのお部屋が雨漏りしてきたら…
- 2016.10.27|お知らせ
熊本地震から半年経ちました。
お客様のお宅に向かう途中にも、まだ瓦の上からブルーシートがかけられてるおうちも多く見られます。
今回の震災で瓦が落ち、雨漏りを経験された方も多いのではないでしょうか?
もし、ピアノのお部屋が雨漏りしたり、ピアノに水がかかってしまった場合、どのようにしたら良いのでしょうか?
とりあえず、
①濡れてしまったところは急いで水分をキレイに拭き取ってください。
その後、自然乾燥させましょう。
ドライヤーなどで急激に乾燥させることはおすすめしません。
②一番良い方法は、「すぐにピアノの置き場所を移動する」ことですが、ピアノはとても重いのですぐに移動するのはなかなか難しいと思います。
そこで応急処置として、ピアノに雨がかからないようにビニールシートなどで完全に覆って雨がかからないようにしてください。
③その後できるだけ早く、雨のかからないお部屋に移動してください。
鍵盤より下の部分の浸水等でしたら、通常の修理だけで使い続けられる可能性があります。
しかし、写真のように鍵盤より上にはピアノの大事な役割をするところが多くあるので、濡れたり湿気を多く含みすぎると、大がかりな修理が必要となりかなりの費用がかかるか、修理不可能な状態になります。
こういう状況になった場合は、有明楽器にご相談ください。
ピアノの設置と取り扱いについて
ご参考までに。